三雲修に注目しながら観る! その3「時間をかけて対象を攻略するメガネ」

三雲修に注目しながら観る! その3「時間をかけて対象を攻略するメガネ」
この世界にスカウターがあったら、修の戦闘力はB級のなかでは最弱クラス?

前もって準備したものがスカウターには表示されたら話は別かもしれませんが。

 

時間をかけて対象を攻略するメガネ

B級に上がったぐらいから、創意工夫が目立ち始めます。
ただし、

戦闘力はほとんど変わっていない。

戦闘力といっても、概念は作品によって違うので定義するのは難しいけど。
烏丸先輩に教えてもらったり、B級トリガーの扱いを理解していき、次第に強くなった修ですが、B級になっても弱い印象の方が強い。

しかし『時間をかけて対象を攻略する』という修の性格もあって徐々に活躍の場を広げていきます。
戦い方も様になって行き、総合的な強さは着実に向上。
ただ初見の相手にはどこまで行っても苦労しそうな感じではあります。対応するのに時間がかかるタイプ。

 

トリオン量に関してはその後もなかなか伸びないご様子。

 

24敗1分

すっごい負ける! なかなかめずらしいタイプの主人公。

知恵と工夫が評価されたのが風間隊長との模擬戦。
勝敗は24敗1分だったものの、この時の風間さんの評価が現在の修のスタイルを示唆している。
ある意味では、風間さんも師匠みたいなものですね。この後、地味に菊地原も良い感じに絡んできました。
先輩磁石みたいなところがある、修には。
この作品自体、優秀な先輩が多すぎるってのもありますが。

そして修がモールモッドを……

強くなったことがはっきりと分かるのが『大規模侵攻』でのモールモッド戦。
その時の修のトリオン量は最初の頃とほとんど変わっていないはずですが、見事単独で撃破。
有能な先輩、師匠達の教えもあって、強くなっていることが実感できるシーンでした。
カッコ良く描かれていたので、ここでテンションが上がった人も多いのでは?
過去、アニメ版がニコ生で配信されてましたが、このシーンはコメが多かったですね。修が敵を倒すと感動するんですよ。

C級に比べるとトリガーも強くなっていますが、それ以上に武器の使い方、敵の対策などが光ったシーンでした。

ちなみに修が単独で最初に倒したのはバンダーというトリオン兵。
B級になりたての頃で、こちらもカッコ良く描かれてます。

 

 

三雲修氏に倒されるバンダーさん

 

 

その4

三雲修に注目しながら観る! その4「大規模侵攻後の記者会見」

 

葦原大介/集英社・ワールドトリガー