三雲修に注目しながら観る! その8「点を取れるのが遊真のみ?」

三雲修に注目しながら観る! その8「点を取れるのが遊真のみ?」
チームとしては成長するも単独で点を取れるのは遊真しかいない。

千佳がいないとワイヤー戦法もなかなか機能しなかったりと、勝利直後に浮き彫りになる新たな課題。

 

その8「点を取れるのが遊真のみ?」

どこかのリーゼントも言っていましたが、強くなったとはいえ玉狛第二には遊真以外に点を取れる者がいない。
修はトリオンが少ないので攻撃力が低いし、トリオンモンスターである千佳は修と違って攻撃力はあるものの人を撃てない弱点がある。

そんなこんなで玉狛第2は逆転されやすいシチュエーションが多い。
序盤有利であっても、生存点の影響で遊真が落ちたら危ない、という展開がほとんど。

修のワイヤーは強力だったけど、そのため最初に狙われやすいチームであるという指摘も。序盤の展開では数で不利になりやすいようですね。

最初は目新しさもあって通用していた戦法も、いずれは通じなくなっていく。
なにより練られた戦術ほど対策を練られるとほころびが出やすい。

ヒュースを勧誘

そこで修が取った手段がヒュース4人目のメンバーとして迎えること。

行動力があるというか、意外と大胆な修である。
もっともこれは『隊長の務め』を意識しての行動であり、修の長所である『学ぶ』ことへの貪欲さがそうさせたのでしょう。

城戸司令との取り引き

ヒュースはネイバーということもあって入隊は難しい。そういった流れもあって行われた城戸司令との取り引き。

修は前もって取引材料を用意し、林藤支部長の協力など、あの手この手でヒュースの入隊までこぎつけます(ここで千佳の遠征は確定

「悪い知恵ばかりつけていくねぇ……」

林藤を『使った』ことに対する根付さんの台詞。
この時の根付さんの表情が印象的。

「根付さんの戦い方から学んだわけだ」
こちらはラグビーやってた人の台詞。
修の長所を言い表している。

あとヒュース加入までの道のりでいうと、迅の影響はかなり大きかったかな。
ヒュースとの『賭け』の時点で、流れでできていたのかもしれない。

 

支部長をも”仕込み”に使うオッサム。

 

 

その9(未定

 

 

葦原大介/集英社・ワールドトリガー16