三雲修に注目しながら観る! その2「修が弱い理由」

三雲修に注目しながら観る! その2「修が弱い理由」

修の成長は見てて面白い。

いきなり強くならないのがいいですね、ワールドトリガーの主人公は。
力より工夫と経験。
そして頼れる仲間。

 

※注意こちらはワールドトリガーの感想記事です。『持たざるメガネ』こと三雲修を中心とした内容になっています。それでもよければどうぞよろしく。

 

修が弱い理由

レプリカ先生が解説してくれました。
初期の装備にも問題があるんですけどね。それよりなにより、

「トリオンの差だ」 byレプリカ

そうトリオン量が少ない。

このことはモールモッド戦の直後に遊真、レプリカなどが解説してくれました。

トリオンとはHUNTER×HUNTERでいう所のオーラ量、NARUTOでいうチャクラみたいなものです。
少年漫画の主人公は大抵は半端ないんだけど、ワートリの主人公である修は極端に少ない。
少ない理由に関してはそれほど重要ではないので割愛。

重要なのは修のトリオン量が大幅には増えないことですね。
普通は増えるじゃないですか、ジャンプ漫画の主人公って。なんやかんや理由を付けてね。
親父が凄いとか、力が封印されていたとか、リミッターがどうとか、なんやかんやで。
けど修にはそういうのが無い。一切ない。なので少ない上に少しずつしか増えない。

トリオン量はトリガーの攻撃力、防御力、その他もろもろに影響します。
同じ攻撃でもトリオン量で差がでることもしばしば。ただしまとめて放出して瞬間的に強い攻撃も出来るらしい。その代わり元々トリオンの少ない修が強い攻撃を行うとトリオン体の維持に支障をきたす。

ちなみにトリオンが少ないと戦線離脱後の復帰は早いそうです。

 

戦い方がダメ

序盤の修は経験不足、センスの無さ、その他もろもろなっちゃいない。
ということが早い段階で分かります。
逆に言うと強くなる余地はあるんですよね。トリオン量が少なくても、

幸い修の周りには頼れる仲間、先輩などがたくさんいるので、環境には恵まれていると言えるでしょう。
といっても修の性格が良い環境を作ったようにも思えますが。

ボーダーのトリガー

どこかのネイバーが、ボーダーのトリガーは原始的と言ってますが、カスタマイズで千差万別みたいなところがあって結構汎用性が高かったりもします。
攻撃の幅を広げたり、威力や弾速調整など、工夫次第で状況に合わせた戦い方ができる。
汎用性だけならアフトクラトルのトリガーよりも優秀かもしれませんね。

一点集中の攻撃であれば修のトリオン量でもそこそこの攻撃力にはなります。
防御も然り。
なのでトリオンが最低だったとしても、最弱ということにはならない。

『非力と無力は同じじゃない』

弱い力も使い方しだいでヒーローになれる。
そのことを修は後に証明します。

 

 

その3

三雲修に注目しながら観る! その3「時間をかけて対象を攻略するメガネ」

 

葦原大介/集英社・ワールドトリガー