鬼滅の刃 第182話「激怒」 決戦、鬼舞辻無惨

鬼滅の刃 第182話「激怒」 決戦、鬼舞辻無惨

ショッキング映像(仮)

でも最近の鬼滅だとあり得なくもないんだよな。そこが怖い。ハラハラするよ、ほんと。

無惨さまが取り乱すのは確定だけど、それはそれとして、な。

 

強い上に首を斬っても倒せない

ロングレンジ攻撃な上に近距離も可能。さらには首を斬っても倒せないほどの不死身性。こんなの勝てるわけない。

とか思いたいところなのに、そうそうに取り乱してしまった。早い、早すぎるよ無惨さま。

 

アイヴィー(ソウルキャリバー)を思い出したんだけど、どちらかというと寄生獣の方が近いか。危機感もそれに近い。

炭治郎があっさり右目をやられる。何気なくやられたのが逆にゾッとした。最近の鬼滅ってそういうこと多いよね。珠世さんもあっさりと逝ったし。あまりもあっさり過ぎて実は生きてるじゃね? とか思ったけど、どうやらそれも無いらしい。

 

緩和材料

やまだかつてないテレビみたいに言うなw

このどシリアスによくそのテンションで割って入れるな。『ガビーン』とか擬音もちゃら付いてるし。個人的には有りだけど嫌う人は嫌うよね、こういう展開。

アニメの際に知ったけど鬼滅のギャグパートめっちゃくちゃ不評だったんよな。らしいと思ったところも不評だったので少し驚いた。シリアス作品だと思って観ていた人には裏切られたように感じるのかねぇ。

 

いや、もう、ほんとね。最初ぐらいはビシッと決めてくださいよ。イライラするの早すぎるわ。

大体上弦には頼らないみたいなこと前に言ってましたやん。全部自分でやる、みたいな。

ここまで来ると逆に応援したくなってくるよね。シャアに謀られたガルマとか、絶対に目的を達成できないムスカみたいによぉ。前回の感想でDIOっぽいって書いたけど全然だったわ。カリスマ性がここまで無いとは。どちらかというと七つの大罪のラスボスに近い気がしてきた。まあ無惨さまの方が応援したくなる魅力はあるけど。学園ものだったら逆にいじられるだろこいつ。

 

まとめ

柱の強さが良い物差しになっていた気がする。冨岡のリアクション(凪での対応、モノローグ、上弦の比ではない発言)で鬼舞辻無惨の強さがよく分かる。加えて激怒していた炭治郎があっさりと冷めてしまった状況。時間稼ぎすら難しいと思わせる凄味がある。

なのにあっさりと普段通りになる無惨さま。

このまま行くだけでかつてない程強い鬼舞辻無惨の完成だったのに。こんなに強かったのかと言えたのに。

もっともこれが完全形態では無いとは思う。禰豆子の血液かなにかでパワーアップするような、そんな気もする。太陽で倒せる感出してるのも逆に気になる。最終的には太陽も克服するかもしれない。……でもそれどっか観たな。2部ぐらいで観た気がする。

 

今回は表紙、巻頭カラー。

前から思ってたけど表紙と巻頭カラーは分けた方がいいと思うんだよね。カラーとカラーで負担半端ないでしょ。

しかしこの表紙、炭治郎の両目がある最後のカラーかもしれないな。

 

 

集英社/週刊少年ジャンプ2019年50号