アニメ『鬼滅の刃』の第3話が原作より面白かった件
- 2019.04.21
- 鬼滅の刃
ジャンプで読んでた頃、これはもう打ち切りかなって思ってたんだけど、その部分をアニメで見たら面白かったという不思議。なぜ面白かったのか、その謎に迫り……ません!
ただ面白いと感じたことだけを書く。
第三話「錆兎と真菰」 感想
やや駆け足。原作と比べて、という意味では。
だけどアニメ単体で見たときに、テンポが早いとは特に思わなかった。時間経過に比べると、それはもちろん早いのだが、修行パートに尺を長く使われることのほうが苦痛だ。
作画が異様に良かったようにも思う。1話から良いのだから、そこに違和感は生まれないはずなのだが、立体的に動く様が妙に映える作品だと改めて感じたのは確か。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
とっさに受けるシーン。この後、蹴りが来る。その一連の動きが良かった。
最後には炭治郎の刀が先に当たり、
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
そして岩がふたつに。
この表情って視聴者と同じなんだよね。刀の扱い方、水の型、呼吸法、そして心。鍛錬と意思が生んだ結果。なんとなく、特に理由なく強くなってないのがいい。異世界でもなければ、ワンパンでもない。師匠の厳しくも優しい教えに耐え(炭治郎は一度も文句を言っていない)、先人の意シを継いで、最後には己の力で岩を斬った。
過程があっての結果。
まあ、呼吸法で鬼を斬るって、言葉にすると波紋で吸血鬼を倒すのとかぶっちゃうんだけどね(台無しである
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
禰豆子の眠りも、強くなる理由として充分過ぎた。
総じて良い回だった。
-
前の記事
ぼくたちは勉強ができない 第3話「天才は[X]にも心通ずるものと知る」感想 2019.04.21
-
次の記事
週刊少年ジャンプ21号 感想 2019.04.22
昔からですが、ジャンプでも修行回というのはパワーアップした結果を踏まえてみて初めて面白いと思えるのが多いので、今どうパワーアップしてるかを知ってるからこそ生まれる面白さがあるんだと思います。
理由なく強くなるとつまんないですね。
いや異世界系をバカにしてるわけじゃなくてね。