アニメ『鬼滅の刃』の第3話が原作より面白かった件

アニメ『鬼滅の刃』の第3話が原作より面白かった件

ジャンプで読んでた頃、これはもう打ち切りかなって思ってたんだけど、その部分をアニメで見たら面白かったという不思議。なぜ面白かったのか、その謎に迫り……ません!

ただ面白いと感じたことだけを書く。

 

 

第三話「錆兎と真菰」 感想

やや駆け足。原作と比べて、という意味では。

だけどアニメ単体で見たときに、テンポが早いとは特に思わなかった。時間経過に比べると、それはもちろん早いのだが、修行パートに尺を長く使われることのほうが苦痛だ。

作画が異様に良かったようにも思う。1話から良いのだから、そこに違和感は生まれないはずなのだが、立体的に動く様が妙に映える作品だと改めて感じたのは確か。

 

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 

とっさに受けるシーン。この後、蹴りが来る。その一連の動きが良かった。

最後には炭治郎の刀が先に当たり、

 

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 

そして岩がふたつに。

この表情って視聴者と同じなんだよね。刀の扱い方、水の型、呼吸法、そして心。鍛錬と意思が生んだ結果。なんとなく、特に理由なく強くなってないのがいい。異世界でもなければ、ワンパンでもない。師匠の厳しくも優しい教えに耐え(炭治郎は一度も文句を言っていない)、先人の意シを継いで、最後には己の力で岩を斬った。

過程があっての結果。

まあ、呼吸法で鬼を斬るって、言葉にすると波紋で吸血鬼を倒すのとかぶっちゃうんだけどね(台無しである

 

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 

禰豆子の眠りも、強くなる理由として充分過ぎた。

総じて良い回だった。