命令する、死ね【ダイの大冒険】39話「鬼岩城大上陸」

命令する、死ね【ダイの大冒険】39話「鬼岩城大上陸」

めっちゃ喋るミストバーンさん。

発言内容はシンプルだったけどね。シンプルはいい、意思も意図も伝わりやすい。

死ねとダイがちょっとややこしかったけども(海外では主人公の名前はダイじゃないらしいけど

 

ロモス王とクロコダイン

前回は原作がえらく端折られてたが、今回はその逆。

追加シーンが結構多かった。なかでもイチオシはクロコダインとロモスのやり取り。

なあなあにしないところがクロコダインっぽいと思った。

 

ロモス王の返しも良かった。

『覇者の冠』のくだりもそうなんだけど、こういったロモス王の動きは、後にでてくるベンガーナ王との対比のようにも見えた。

 

こいつらじゃ軍団長どころか、ドラゴンの大軍も倒せない気がするのだが。

とはいえ兵力的にはロモス、パプニカよりは上か。

 

子の成長は親の誇り

わかるんです!

メルルいなかったら姫さんもロモス王も死んでたかもしれんね。危険察知は究極の護身。

 

いい表情をしている。勇気もある。

あと地味にすでに頭脳明晰な部分がでてる。これぐらいの頃から策を立てるのはだいたいポップなんだよね。

 

マァムにも尊敬「は」されている。

 

成長し、仲間にも頼られる息子にかなり喜んでる(はず

母親もいいタイミングで出てきたな。原作でも思ったけど急に出てきたよな。

 

まとめ

クロコダインとアキームのやり取りも割と好き。こいつらは武人なんだよね。先にそれに気付いたのはクロコダインだっただけで、どのみち認め合う仲になっていたと思う。

霧からミストバーンであると予想していたのも良かった。まあその予想は当たらない方が良かったのだろうけど。

前回やや失速気味だったが、今回は各国の関係性、ダイの剣、足止め……と、戦闘前の前フリとしては完璧な内容だった。作画もなにげに良かったと思う。

 

 

こいつらも運がいいのか、悪いのか。

 

 

©三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 ©SQUARE ENIX CO., LTD.