三雲修に注目しながら観る! その5「B級ランク戦でウザい扱いされる」

三雲修に注目しながら観る! その5「B級ランク戦でウザい扱いされる」

「ウザい」は褒め言葉。

必死で考えた末の結論ですからね。

力のない者がね。

しょうがないね。

 

※注意こちらは『ワールドトリガー』の感想記事です。『持たざるメガネ』こと三雲修を中心とした内容になっています。それでもよければどうぞよろしく。

 

 

B級ランク戦でウザいと言われる

『大規模侵攻』の後はついにB級ランク戦。
本格的に周囲の評価が上がっていくのはここからです。
その過程が面白い。

ランク戦での三雲修

修は1戦目はお休みだったので、出番は2戦目から。

ランク戦では序盤から割と活躍。
というのも千佳にはフォローが必要でしたし、いくら強い遊真でもボーダーのトリガーでは数には勝てない。
あと単純に修の強みが出ましたね(戦略が使える

個人的に好きなシーンは『攻撃しない』という選択肢。
諏訪隊たちへの牽制が良かった。
おそらくあれが最初のウザいでしょう。

行動的にも修に向いてましたね。
攻撃しないならトリオンとか関係無いですから。

それとそういう行動が取れるのも修の性格なんですよね。
隊長が一番地味なんだけど、一番隊長に向いているのも修だった。

リーダー気質

遊真の提案で隊長になった修ですが、ランク戦に入るとピタリとハマッたように思えます。
指示するシーンも妙にしっくり来る。
なにより修はリーダーとして頼られているし、それにちゃんと応え動くことができる。

判断ミスはあっても、迷っているところを遊真、千佳には見せていない。そこもリーダーに向いているかなーと思います。
悩んでいてもそれを見せないのは良いリーダー。

 

修の評価は優秀な先輩で決まる

ランク戦は全体的に解説がいいですね。
状況整理も上手いし、各隊の動き、誰がどう行動してどのように生きたのか、それを口にしてくれるのでキャラクターの強み、ミスなどがすごく分かり易い。

そんなこともあって、修の評価を決める要因にもなっていたりします。
修が褒められるシーンは修の強さや魅力であり、玉狛第2にとって良い働きをした証とも言えるでしょう。

……まあ誰かにダメ出しを食らうこともたまにありますけどね。
二宮とか、まあ二宮かな。

 

 

その6

三雲修に注目しながら観る! その6「『コソ練した?』で済まされる」

 

葦原大介/集英社・ワールドトリガー