【ぼく勉 感想】176話「[x]=明日の夜の小妖精編⑧」感想
- 2020.10.07
- ぼくたちは勉強ができない
サムネで悩んだ。
あしゅみーは表情で勝負するタイプだったよね。普段がむっつりというか、クールっぽいというか、掴みどころが無いタイプなので。
まあ読者視点だとわかりやすいタイプになっちゃうのがこの漫画なんだけどね。
小妖精編について考えてみよう
次回で終わりかな、あしゅみールートは。しかしクライマックスは今回だったかなーと感じております。
「本物の恋人にしてください……」という、この言い回しがスゴくいい。嘘っぽい発言が多いというのがメガネ(男)の認識だったので、真摯な気持ちに見える。
ただこのルートは途中から一気に展開が急になったよね。
ん? ってなるよね、この流れには。
ひよっこから、この手術ってさすがに無理がある。
ただ少し気になったのが、このルートってファンサービスじゃなくて本編からの派生でもあるんだなーと。
必要がある――という前提がある。なので展開に意味を持たせる構造になっている。
縫うシーンも序盤の布石を回収することで、彼女の成長を見せているわけだけど、それ以前に、
メガネ(男)の父親とあしゅみーの父親が顔見知りだったという事実。
あしゅみーパパが偽の恋人だったことを知っていたという事実。
こういった要素が必然だったことがこのルートのポイントだったのかなーと思っております。もともと決まっていた設定が明るみになるのが本編ではなかった――というのが面白い。Fate系の別ルートみたいな感じ。アーチャー、桜ルートを見ないと全容がわからない、みたいな。
細かいところだと、メガネ(男)の人望も見どころかな。人間磁石というか、信頼を得るのが得意というか。人柄の良さが出てた。
メガネ(男)を心配する人たちがこんなにも。
こういう文字無しのさりげないカットはいいね。目立たないけど。
集英社/週刊少年ジャンプ2020年44号
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