鬼滅の刃 #184 感想、予想など
- 2019.11.25
- 鬼滅の刃
展開が怒涛の勢い。
途切れない緊張感。常に誰かが死にそうな不安感。そして無惨さまが調子に乗ってはイライラするであろう安心感。
第184話「戦線離脱」
無惨さま排出。
言い回しが面白かった。排泄だったらもっと面白かったと思うが。
エリアが市街地という誤算。しかし本当の誤算は無惨の超速再生能力。こうなると斬るという行為はむしろ損かもしれないな。かといって拘束も難しそうだが。
この見せ方わりと好き。
からくりはこの後で説明されるんだけど、この時点でもわかるような、そういう描き方。
柱を守れ!
突然の見開き。
こちらは一瞬状況を見失うような描き方。柱が危ない……からのこの絵なんだけど、手前のキャラクターの胴体が斬られているのが一番最初に目に付くと思う。その後で大勢が死んでいるのがわかる。
読者視点だと理解より先に死が目に付く。
だけどこれって柱視点でもあると思うんだよね。柱視点であっても一瞬何が起きたのかわからない。そういった展開だったと思う。
こういう見せ方ってすごく臨場感が出るよね。映画な見せ方に近い。キャラクターを観客視点で描いて、その上で攻撃が来る。それも死に迫るような形で。その後で助かるとキャラクターだけじゃなくて観客も安堵する。そういった一体感が臨場感を生む。
覚悟が伝わるシーン。
柱の方が強いという前提。
となればこの状況、柱を死なせるわけにはいかない。だから自ら進んで肉壁になる。この理屈は機械だったら理論的で済ませられるんだけど、人だからね。意志の強さが無いと無理。
特攻隊に近い感覚かもしれない。ただ個人的には仲間を守る為に人員を割く戦争映画に近い気がした。ひとりを助ける為に大勢が死ぬような。
炭治郎が叫ぶと思ったけど、むしろ冷静だった。
炭治郎は柱じゃないし、柱を活かすために戦ってきた過去もある。よくよく考えてみると鬼殺隊としては真っ当な判断なのかもしれない。
予想
竈門炭治郎死す。
という煽りは実際のところ柱の死より生存率が高く感じてしまう。メタ視点だと特にそんな感じ。
となると復活のカギはなにかって思考になるわけで。やっぱり禰豆子を連想しちゃうよね。
禰豆子のおかげで復活。
復活時には目も治っていて身体能力も強化されてるんじゃないかな。
集英社/週刊少年ジャンプ2019年52号
-
前の記事
ぼくたちは勉強ができない! #8 遅れてやってきたうるか留学のエピソード 2019.11.24
-
次の記事
呪術廻戦アニメ化決定 週刊少年ジャンプ52号 感想 2019.11.27
コメントを書く