漫画レビュー|ケンガンアシュラ
- 2019.07.27
- 漫画レビュー
割りと一貫性のある格闘系マンガ。そこそこ長いけど話が脱線しないので読みやすい。それでいて流れは個性があると思う。キャラクターもいい。
拳願絶命トーナメント
ノリ的にはグラップラー刃牙の最大トーナメントに近いかな。
企業が絡むけどやってることは概ね一緒。ただしこちらには範馬勇次郎はいない。
誰が勝つか意外と予想ができない。どれだけ有利でも一発当たれば逆転とかしばしば。まあでも布石はあるけどね。主人公と因縁がありそうなのは残る――みたいな。ジャック・ハンマーは負けないみたいな?
たまに脱線
脱線しないと言ったが、スマンありゃウソだった。
トーナメント外でたまーに血なまぐさいお話があったりなかったり。途中で1回トーナメントぶち壊されるんじゃね? って思ったけど全然そんなことなかった。なかったので助かった。
目的が変わる漫画も少なくないからね。そういうのはだいたいコケるけど。読者の予想を裏切りたい気持ちもわからんではないが、無理に変えるとろくな事ない。
まとめ
金田とかコスモが好き。
別段、体格に恵まれてないキャラクターが好きということもないのだが、なんとなく好き。『予測』系のキャラでパワー不足だと魅力がでるものかもね。そういうのってだいたい揺るぎない力に負けるけど。それが理由ってわけではないが、初見とかも割りと好き。こいつは食えない感じがいい。
全体的にキャラクターの持つ空気が面白くて、そこが勝敗のわかりにくさに繋がってると思う。お前が勝つんかい! みたいな。
でも長く続く格闘漫画に有りがちな、序盤で強キャラっぽい奴は後半異次元の強さになるっていう法則はよくある感覚。お前最初の頃はそこまで強くなかっただろ的な。牙とか黒木な。牙なんてガオランに負けると思いながら読んでたしな。
地味に女性陣がカワイイと思う。髪型にこだわりを感じる。
原作は『ダンベル』の人。ひびきもちらっとだけ登場。
山下さんも頑張ってんよな(思い出したかのように
続編あります
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