ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 #3「塀の中のギャングに会え」感想

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 #3「塀の中のギャングに会え」感想

『信頼』は大切って、ジョジョの敵キャラはいいこと言うよね。でもジョルノの方がブチャラティ達から信頼されて行くわけだから、皮肉っちゃ皮肉。人間讃歌は矛盾から生まれる。

 

 

ポルポの試験

ブチャさん、こんな就活ねーですよ。こええよ。看守が持ってるじゃん。確か作者取材に行ったんだっけ?

でも女性の看守ってちょっともえるよね。エロいっちゃエロいから困る。堅さを象徴するコスチュームって記号としての価値が高いんよね。軍服とかでもえるのと同じ理論。

ライターの試験だったわけだけど、試験内容は人などによって変わると思われ。要はスタンド使いが必要なわけだから、実際のところ信頼云々は関係ないのだ。言ってる事とやってる事は違うをそのまま体現したようなヤツである。

ポルポは地味に名台詞が多い。大半は建前ではあるんだけど、新人はやる気を出すだろうね。組織内にいる上司としてはたいへん有能。

© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

 

焦るジョルノは実はレア。

ウイルス侵されてもけっこーのんきしてるような、そんな15歳。

広瀬康一、再登場

ジョルノからすると衝撃。偶然の再会した上に、まさか部屋まで。ここまで来るとカフェで出会ったのは偶然じゃあないよな。

でもどのみち康一くんは火は消さなかったと思うけど? パンに刺さったガスライター、その周囲を囲っている本など、という状況。さすがに勝手には消さないでしょ。

 

まとめ

 

© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

 

ポルポの指を食べるシーンって結局なんだったんでしょうね。ただの恐怖演出(その場しのぎのハッタリ)のような気がするんだけど。ジョルノの意識をそらす目的があったとしてもよくわからないシーンだ。

ともあれ緊張感のある展開はジョジョらしいですね。それがアニメで再現されているのだから凄いことです。

 

© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

 

そして良いところで終わる。これが黄金の風におけるクリフハンガーの始まりである。

ブラック・サバス』かっこいいですね。デザインけっこー好きです。よく見ると黒柳徹子みてーだけどな。

再点火で登場するときの雰囲気が怖い。これがポルポのスタンドなんだろう。だろうっていうかそうなんだけど(唐突なネタバレ

ともかくこの時点では正体が分からないわけで、その分からないって部分がジョジョの醍醐味。ミステリアスかつホラーな空気こそが荒木飛呂彦の世界。演出の為なら指だって食べちゃう。