『機動戦士ガンダム 水星の魔女』1~6話のダイジェストを見て思ったこと

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』1~6話のダイジェストを見て思ったこと

厳密には2~7話らしいけど。

これね、子供の頃に見てたら絶対ハマッてたと思う。

力入れてるなーって感じで人気があるのも納得の絵と展開。

次どうなるのって引きも良い感じ。キャラもぽややーんとしているのがいる反面、過酷に生きる人達がいたりしてね、ギャップがあって良いと思う。

ただなーんか合わないんだよね。令和っぽくないっていうか。好みの問題もあるんだろうけど。今回はその辺について語ってみる。

 

まだ間に合う!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペシャル特番

実際は落としただけなんだろうけど、見てなかった側からするとありがたい番組だった。感謝。

学園ものっぽい話は聞いてたけど『賭ケグルイ』とか『食戟のソーマ』みたいな展開が出てきて素直にびびった。少年漫画みたいだねって意味でね。

 

決闘の最終的な落とし所が百合で、かつ別に問題の無い世界ということで、今風な展開だなーと感じた。きららでもいけそう。

ただストーリーが妙に古臭い。令和どころか平成の後半に死滅してるだろってキャラが平然と出てくる。大人が不正とか、反則ギリギリの行為をやって受け入れられる時代じゃないでしょ。同性婚があるっぽい世界観なのに、展開だけが昭和になってて、正直ガックリ来た。これがコロコロコミックならオッケーなんだけど、現実って子供より大人の方が不利な世界があるんよ

 

見てる側の心理も変わった

凄い力や能力っていうものにあんまりときめかないんだよね。

昔ならファンネルが出てきただけで、あるいは新兵器が出てきただけで驚いたり、感動したりしてたんだろうけど、今はむしろ公平性の中にときめきがある

どういうことかっていうと、武器が近いレベル、または同じ武器で別の使い方をした方が面白いし、燃える。

あの武器をあんな風に扱うなんて! みたいな展開の方がときめく。

なので3連敗した……えーと、

 

この人とか、すごい機体に乗らなくていいです。

むしろ弱い機体に乗って強い機体に乗ってるヤツを倒す。そこにロマンが生まれる

別にファンネルとかもあっていいのよ? ただすんごいパイロットには勝てないっていう技術介入度が欲しいのよ。

アムロの乗ったνガンダムにザクで勝つ……みたいな? 例えが大げさだけどそんな感じ。

まあ同じ機体同士で戦うのも面白いとは思うけどね。実力差がはっきりでるから。

 

不正に目を潰れない感じが良かったけど、そもそも不正のシーンが多すぎるよね。まだ6話か7話だよ? 昭和の漫画で腐るほど見たわ、この手の展開。今じゃ少年漫画ですらほとんど見ない。

令和は不正をスマホ的なデバイスで証拠にし暴露、あるいはそれをネタに脅す時代なんです。

このアニメを作った人は古い人です。しらんけど。

 

 

© 創通・サンライズ・MBS