【ダイの大冒険】20話「今すべてを斬る」

【ダイの大冒険】20話「今すべてを斬る」

野望の果てに。

ある意味純粋だった、フレイザードは。故に最後はミストバーンに操られてしまう。騙されてはいないが利用はされてしまう。求めていた栄光とはかけ離れた最期。

だがブレなかった。そこがいい。

 

復活のたびに強くなる

アバンに殺されてからの復活でパワーアップ。

その後さらにパワーアップ……からの今回のパワーアップ。何回パワーアップするんだ。そのたびにはるかに強くなるらしいが、逆算していくとバランとかに比べると遥かに弱かったんだな、ハドラーもアバンも。

 

魔影軍団長「最強の鎧」

ミストバーンの部下がミストバーンより強いわけはないのだが、妙に自信ありげなフレイザードさんである。

本体が見えちゃってるから実質そんなに強くない気もするのだが、でもパワーアップした自覚があるらしいので、まあほんとは強かったのだろう。

 

クロコダインがふっとばされるぐらいのパワー。

 

そして魔法を弾き、鎧の魔剣を破壊する膂力。

まあ鎧の魔剣は復活するんだけどね。よくよく考えてみるとその辺の仕組みの方がすごいな。ロン・ベルクがすごいのか、鎧の魔剣に使われた金属がすごいのかわからんが。

ロン・ベルク曰く、確かオリハルコンの次が鎧の魔剣、魔槍の金属なので、実際は魔影軍団長「最強の鎧」の方が弱い金属なはずだが。

 

フレイザードの最期

この状態でしゃべれんのかい。

生命力こわっ。でも負けることが前提だったんだろうな、ミストバーン的には。ダイの強さを測る物差しだったわけだ。メタ的には真のアバンストラッシュを見せたかったって感じかな。

とはいえミストバーンが来なければそのまま終わってたわけだから、他に選択肢は無かったか。

 

その後

判決はヒュンケルにとって最良。姫さんは初対面のこの男の性格も把握していらっしゃるようで、確かに大物である。

この判断が無ければ、未来は閉ざされていたかもしれんね。にしても綺麗な顔してんな、ヒュンケルは。ダメージはどこだ?

 

結構好きなシーン。

こういう人間の方が少ない気もするが。

気を使って離れて飲んでるクロコダインは大人よな。

 

バレた!

いや今回、紋章の力で戦って無かったですやん。魔王軍の総攻撃を退けるのにその力使ってませんやん。

ハドラー可哀相。自業自得だけど。なぜこのタイミングなのか。

 

 

©三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 ©SQUARE ENIX CO., LTD.