【魔女の旅々】第7話「旅人が刻む壁/ぶどう踏みの少女」感想
- 2020.11.14
- 魔女の旅々
くっだらないお話だったんだけど、最後の最後で不思議と感動。
オチがわかっていてもぐっと来るね、こういうエピソードは。
冒頭での声が老けていたのも芸が細かい。良い感じで、熟したようだ。
旅人が刻む壁
Aパート。ベルリンの壁を彷彿とさせる。とりあえず仲が悪い。
冒頭の魔女は――予告でも触れられていたけど――私ですちゃんではない。
スタイルの良いこの魔女は誰でしょう。
そう、私です(大胆な推理
この会話シーンとかママが旅を促しているようにしか見えんよなぁ。
あれ、よく見るとサヤってかわいくね?
癖さえ無ければ人気者になれそう。
壁が壊れたのはこやつの影響なので、結果的にイレイナの感動を奪っているとも言えるが。
胸が違うんですのけどー? ここに壁が残ってるんですけどー?
ママの銅像とかは立たなかったらしい。
しかしこれ壁の欠片を売る際にも揉めそうな展開よな。この壁の欠片は私達のものよ――みたいな?
ぶどう踏みの少女
Bパート。味よりラベルが重要という風刺がきいている。とりあえず仲が悪い。
「ふみふみ」というパワーワード。
ダメだこいつ。という表情。
まあワインで勝ちたいってのはお互い様なんだろうけどね。
これは勝てませんねぇ。
まあでも『魔女』相手によくまあ挑発できたな。
銃持ってるやつより怖いっしょ(戦力的には
彼女もまた名物(フェティシズム)に。
まとめ
結果だけ見ると共に明るいエピソードだった。
ただ前フリパートはよくよく考えてみると怖い。魔女が訪れなかったら今でも争ってたんでしょ?
クソださい剣のときもそうだけど、他者に対する変化の度合いが一気に大きくなった。奴隷の少女に関与するのを悩んでいたぐらいなのに。まあ頼まれていないから――というのもあるのだろうけど。『火垂るの墓』のテーマ(助けを求めれば飯を恵んで貰える)に似ている。ちなみに奴隷の少女はその後、自死したそうな。
めずらしくかわいい。
© 白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会
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まあ、キノも基本、必要以上に他人や国に関わず報酬や自身への危害があれば関与する事もある程度でしたし
そして積極的にお節介を焼くのがシズ
特にあの奴隷の場合、あの商人の「所有物」な上に本人に助けを求められたわけでもなし、キノでも見捨ててたと思いますね
>キノでも見捨ててたと思いますね
でしょうね。シズだったら助けて、その後なつかれてそう。