【スクライド】7話「橘あすか」感想とかセリフとか
- 2020.11.06
- スクライド
「僕の食べ物を僕がどうしようと、僕の勝手でしょう?」
セリフ回しいいよね、スクライドって。心に残りやすい。
このあとカズマが奪おうとするんだけど、彼を倒したらお先も物理的にも真っ暗だったよな。
玉の人
タイトル通り、八つの宝玉『エタニティエイト』の橘あすかの回。カズマとの掛け合いが面白い回でもある。
彼のターニングポイント。カズマの生き方に感銘を受け、後に似たような行動を取るようになったりもする。
絵的にはエタニティエイトの汎用性に注目してみるのも面白い。武器、防御としてだけではなく明かり、移動、運搬、形状変化(?)など、他のアルターには無い利便性がある。生活でも使えそうだ(ただし小説版によると生活ではアルターを使っていないもよう
ちなみに回復の補助も可能。
カズマがホーリーに入らない理由
「興味がねえ」
だそうです。
この返答、割と好き。現代社会で生きてるとメリット、デメリットを期待した答えを求められることがめちゃくちゃ多いから余計に好ましい。
問い自体に問題があるんだけどね、実際は。なんで☓☓しないのーみたいな質問って、した方がお得だよって言っているも同然だけど、実際は好みってあるからねぇ。
カズマの平等が気に入らないという思考も面白い。
「他人が俺のことを幸せとか不幸とか言うんじゃねえよ」
「それが見下してるって言うんだ」
皆が同じ方向へ歩き、同じ服を着る――というのはカズマにとっては白々しくもあり、気色も悪い。
そして案外、彼らは幸せではないのかもしれない。少なくとも不自由だ。みんなと同じことをしないと生きられないのだから。
一番好きなセリフ
「諦める方向に行きたくねえ!」
「俺はなぁ。しょうがねぇ、運が悪かった、自分には出来ない、明日やればいい――そんな事を言ってる奴らをごまんと見てきた。けどよ、俺にはどうしてもそいつらが何かするとは思えねぇんだ」
「だから確かめるのさ! 俺は違う! 絶対違ってやるってなぁ!」
人は諦める理由を探す。つまりやらない理由というのは後付けなのである。
転職も副業、その気にならばいつだってできる。
まとめ
大人になってから見るスクライド。感想もそれに合わせて書いてみた。
このエピソードは一部作画の使い回しもあるんだけど、まあでも20年ぐらい前のアニメと考えるとスゴい。
セリフもよく練られている。耳が痛いのもあるが、そこはおそらく視聴している側の問題だろう。振り切って生きていない証拠だ。
セカンドブリッドが通じためずらしい回でもある。最初に橘あすかと対決した時にも決まっていたし、相性が良いのかもしれない。
(C)SUNRISE
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