最近見た映画「ゾンビランド」「マスカレード・ホテル」他2本

ルールその1、映画はテンポ。

お客を飽きさせないこと。それが大事。

ゾンビランドは最近のじゃなくて古いほうね。ちなみに新しいのはキャスト続行だそうな。良いことだね。

ゾンビランド

ヘタレ主人公って序盤ウザいこと多いんだけど、生き残ってる時点でそこそこ有能なので割と素直に受け入れられた。擦れてない故の純粋さもあるし、案外悪い気しないよね。

ゾンビの倒し方がけっこー雑で、逆にそこが良かった。それぞれの家族も死んでいるので無駄なストーリーもなく、それでいてシリアスパートも頭に入りやすい。キャラがしっかりしているとわずかな時間でも共感されるものは作れるという良い例。

ビル・マーレイの扱いも軽くてよかった。正直初見でも死ぬと思うよね。映画史上でも上位に入るレベルの死に方。

銃のシーンは文句なくいい。さすがアメリカ。そのためのアメリカ。

ジェイソン・モモア主演。今だとアクアマンが有名かな（スターゲイトアトランティスなどでも有名）。

家族を守る系の映画はよくあるけど、この映画は主人公の家族もけっこー強い。ボケ始めているおじいちゃんが強いってどういうことなの。妻までボウガン（？）で参戦するし、まったくどういう設定なんだ。

緊張感はあるけど、やや作りが古いかな。序盤の緊張感を超える要素がないのも問題。これじゃ途中で飽きちゃうよ。

久々視聴。すんげーしょぼい映画だと記憶していたけど、そうやってハードルを下げたからかなかなかに楽しめた。女優の演技はさておき、乗り物が壊れたり、爆破するシーンは今見てもなかなかに良い。

『フレンズ』でおなじみマット・ルブランクがちょっと出てた。

何が始まるのか、物語がどこに向かってるのか最初よく分からなかった。

日本特有の文化を交えつつ、本筋も追うという面倒な作り。いやいやホテルマンとはいえそんなことせんでええよ。逆に迷惑。

ともあれ、無駄な教訓はさておき、わかりやすい布石、その回収はそんなにわるくない。2回ぐらいなら見ても良い映画。

松たか子の配役が意外っちゃ意外。逆恨み過ぎて笑ったけど。部屋番号のくだりもマヌケで笑った。

カメラワークはなぜかすごくいい。