週刊少年マガジン4・5号 感想
- 2019.12.25
- 週刊少年マガジン
『彼女、お借りします』は見開きの帝王。部分的にはいいんだよな。ストーリー的にはしんどいけど。
今回はそれ歩が非常に良かった。告白されることを察するなんて、めずらしく鋭いじゃあないか。
彼女、お借りします
誰が持っているかで価値が変わる。これを商売に利用するのは良い手。
だがチャイナドレスがあるのだから、それをもっと有効活用しよう。着てなんやかんやするだけで稼げると思うよ。
EDENS ZERO(エデンズゼロ)
尋問しろよー。激しくー。そういうの好きでしょー、この作者。
HERO’S
1巻分だったのさ。『Dr.STONE reboot:百夜』とかぶってしまったな。始まるタイミングもほぼほぼかぶってたし。1話あたりのページ数も似たようなもん。
序盤の方がワクワク感があった。終盤はいわゆるよくある展開というか、お約束パターンで目新しさがない。ただ斬新さを求めるような漫画でもなかったし、単にサービスとして割り切って読むのが吉か。正直物足りないが。
七つの大罪
思ったより展開は早め。でも回想が長かったりするんだなこれが。
『ハイキュー!!』とかも長めのエピローグといった感じなんだけど、どうにもこうにも違いがある。どちらも人気漫画なんだろうけど、ハイキューの方が終わってほしくない感が強いんよね。この差を考えてみるのも面白そうだ。長く続く=ジャスティスではない。
それでも歩は寄せてくる
最後のコマが斬新。あまり見ない展開。
告白されると知っても手加減はできないんだろうな。しかしその方が先輩としても女としても正しい。
ブルーロック
パスを出せばラクになれた。それを回避した上での成長。
ぱっとしない展開が多い漫画だけど、たまに熱さとキャラの挙動が噛み合う時はある。今回はグッと来た。成否はともかく前へ進む意志に感動した。
単独で、つまりパスを出さない選択はドリブルで突破できなかった場合立ち直れないということでもある。
弱いからパスができないから、強くあるためにパスを出さないになった。絵も迫力あったな、今回。
化物語
人間シリーズ(西尾維新)に直木飛縁魔というキャラクターがいるんだけど、そいつは強者3人を自分の力を一切使わずにあしらっていたりもする。忍野も似たようなことができるのかもしれない。
キスショット呼びへのツッコミ、「忍野」呼びなど原作を知っているとより楽しめるシーンがあるのが良かった。キャラクターの個性がちゃんとしてるよね、化物語は。読み返した時に違和感がでない作り。
講談社・週刊少年マガジン2020年4・5号
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EDENS>まあ敵が拷問かますのは何回もありましたが、今回やる側は味方なんでどうなんでしょう。ヘイト溜めも担ってる行為でしょうし。
HERO’S>まあ全作品知ってる人へのサービスですよね。
2作品同時ってのもあり、脚本はどこまでも王道、テンプレ感がありました。
大罪>そもそもハイキューは終わったとか思わせる事ももないし、やってほしい事がまだまだ残ってるので。
回想自体は作品や章の起点として重要だし好きですけど、この作品の場合は大体片付いてますし。
まあ大変だった過去の割に解決は簡単じゃない?ってのもありますけど。戦闘力的に。
ブルーロック>噛み合った時は相当強い作品。
>まあ敵が拷問かますのは何回もありましたが
正義側の方が紳士か。
>まあ全作品知ってる人へのサービスですよね。
RAVE勢にとって特にサービス。フェアリーテイルはまだ何かやってますしね。
>戦闘力的に。
パワーゲームがほとんどですしね。少年漫画としては正しいのかもしれないけど、飽きやすくもある。
>噛み合った時は相当強い作品。
絵も心なしか迫力ある。