ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第21話「キング・クリムゾンの謎」感想
- 2019.03.02
- ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
せっかくだから裏切ることを選ぼう。たとえ死ぬことになったとしても、その決断に後悔は絶対にない。
ボスの能力は強力だが、強大だが、無敵と無敗は違う。だからトリッシュを殺そうとしたのだ。そこがボスの弱点。
チョコが『すでに』口の中に
こんなくだらないことから能力を推理できるはずもないがしかし、立て続けに奇妙なことが起こったのであればジョルノでなくたって違和感を覚えるだろう。連続で能力を発動したということがあるいはボスのミスだったのかもしれない。
どうでもいいが自分で買ったチョコだからと主張するナランチャは実にジョジョっぽい。これは取り上げようとしたミスタが悪い。人のものを盗るのはマナー違反だからね。
ブチャラティvsボスに関してはブチャの精神力が凄いに尽きる。逃走に至った駆け引き、判断力も凄いが、トリッシュを守るという黄金の精神が彼を奮い立たせたのだろう。あのダメージ、普通なら心が折れてる。何が正しいのか、それは第三者には判断できないことなのかもしれないが、その正しさは尊重したい。凄い男だ。しかも汗で嘘まで見抜ける。
裏切るとは
ボスは裏切ったか、ブチャラティの行動はみんなを裏切っていない気がする。こういうブチャラティだから付いてきたんじゃないの?
ジョルノの態度が怪しいといえば怪しいが(ブチャラティが裏切ることを予測していたような動きを見せたので)、アバッキオもすでに信頼していたと見ていいだろう。じゃなかったらジョルノとブチャラティの会話シーンに違和感を感じていただろう。
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会ジョジョ
次の幹部かな?
ジョルノのこういった顔はけっこーめずらしい。
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会ジョジョ
フーゴの判断が間違っているという話ではない。普通の選択だ。しかしその『普通』というのが厄介なもので、彼は普通はこうするだろうという判断のもとでその場に残ったのだ。残るという決断をしたのではなく、この自分の考えがまともだろうと決めつけたのだ。選択するという行為を放棄したのだ。彼の意思もまた本来はブチャラティとともにあったのだと思う。
良かったところ
ナランチャの回想からの追いかけるシーンが良かったですね。見せ方にグッとくる。でも泳ぐシーンの作画はちょっと変だったかな。泳ぎが上手いようで下手っつーか。
キング・クリムゾンの能力時の作画も良かったです。力の入れどころがいい。ブチャラティが上へ逃げるシーンもそうだよね。ここを見せたいってところで作画開放する。そこが今回のアニメの良いところ。まあそんなことしているから総集編が入ったりもするのかもしれないが。
キンクリの能力はこれ多分原作よりわかりやすかったんじゃあないかな。FPSとか格闘ゲームでキャラがワープしたり、時間が飛ぶことがあるけど、そのあいだもキャラクターは動いている。それと似たようなものだろう。ただしボスとキング・クリムゾンがその間にダメージを受けることはない。
毒でのダメージを回避できるかどうか議論の余地はありそう。
(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会ジョジョ
傷は完全に治した……って仗助を思い出す。
しかし血液も補充ってすげーな。人類は未だ献血に頼っているというのに。
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