HUNTER×HUNTER 第388話「思案」 感想

HUNTER×HUNTER 第388話「思案」 感想

ビルの能力がようやく。強化系だけど、男性にはめずらしいタイプらしい。性格には合ってる感じはするけど、サポートできる対象がいてこそ力を発揮しそうな気も。

以下、週刊少年ジャンプ50号に掲載されたHUNTER×HUNTERの感想です。

手駒不足

戦闘になったら普通に負けちゃう戦力差。均衡というより時間稼ぎ寄りの行為にも見える。この講習会のようなものの過程で仲間が増えれば戦況も変わっては来るんだろうけど(そういった布石はあるが

ビルの能力が悪いってわけではないけど、ともあれ純粋な戦闘でクラピカと2人で守護るのは難しそうだ。

そういう意味じゃ5つの鎖=5つの能力があると思ってくれているのは好都合。ハッタリって大事。

にしてもこの水見式、いつも思うんだがコップの水って満タンじゃないとダメなのん? 満タンだからテーブルにだばーってなると思うんだが。強化系って分かってるんだから、水の量減らすとかできんの?

 

文字多っ

冨樫義博/集英社/週刊少年ジャンプ50号

小説かな?

漫画とは思えないほどの文章量。めだかボックスの安心院さんのスキル披露シーンみたいな。まあHUNTER×HUNTERは読みやすい文章だからいいけど、でもこれちびっ子達は引いてんじゃね?

 

良かったところ

今回はビルとのやり取りかな。

話自体もそれなりに進んではいるんだけど、それよりクラピカとの会話シーンが良かった。互いに信頼しているのが分かる。

電話越しのモラウを見てモラウを信頼したレオリオのシーンもそうだけど、この漫画はそういうところの見せ方が上手い。ビルというキャラクターも能力とは別のところに魅力があって、そこがポイントになってる。クラピカのほうが有能というのは読者視点だとそう見えるのは仕方のないことだけど、彼にはバランサーとしての性質がある。性格とか人徳とか、そういったところで周りを高める力がある。念能力もそういった根っこの部分が反映されたのかもしれない。

 

冨樫義博/集英社/週刊少年ジャンプ50号

この辺のやり取りが良かったんだけど、この辺のやり取りが良かった理由を説明するのは難しい。突き詰めると好みの問題だからね。

 

 

サポート的なキャラクターのほうが好みなのかもしれない。モラウとかも好きだし。まあ彼は戦闘もできるけど(ただし本業ではない