ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第5話「ポルポの遺産を狙え!」 感想

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第5話「ポルポの遺産を狙え!」 感想

これが俺たちのふわふわ時間(タイム)!

アバッキオが幼女だったら違う展開になっていたかもしれない。違うのはジョルノの対応かもしれない。言葉通り「いただきます」していたかもしれない。

 

最初は放課後ティータイムって書こうとしたんだけどね?

 

100億リラ

原作だとリラ表記と円表記、両方あった気がする。ジャンプ掲載時と単行本で変わったんじゃあないかな。ちなみに現在はリラではない。

ともあれ人をころしても手に入れたいと思うギャングがいても不思議ではない額。

 

LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

でもこいつらならスタンド能力を使って稼げそうだけどな?

しかし服のセンスが凄い。これで目立ってないのん?

 

おや、キーと船が……

LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

キーが01。

船のナンバーは2。

これは布石なんじゃあないのか。

とりあえず初見の人は怪しんどけ。

 

それが短所

ジョルノのスタンド考察。

なぜかブチャラティより詳しい。最近他のスタンド使いがいることを知ったばかりだというのに。しかも凄く冷静だ。若いのに経験値のようなものが彼にはある。もちろん洞察力も凄いが。

アバッキオとひと悶着あるんだけど、ここでジョルノが行くのはアバッキオが言うところの信用を得る為。そして勝算がある為。

このシーン、よく誤解されるけど、ジョルノは基本的に高いリスクを取らないキャラクターなので、彼にとってここで謎のスタンド使いの攻撃を受けるというこの状態は昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ

 

まとめ

見せ方が上手い。

数字の4、アバ茶、クサレ脳みそといったユニークなくだりも面白いんだが、とにかく演出がいい。新手のスタンド使いが船にいる――と知ってから人が消えていく様の描き方が良かったですね。

 

アバッキオに関してはジョルノ視点で物事を考えるとかなり痛い奴というか、どうしても好感度は低くなっちゃうと思う。

しかしアバッキオ視点で見ると、アバ茶以外の行動には納得できるところはある。

組織に従順なところがある奴なので、組織のボスを倒そうとしているジョルノを警戒する彼の勘はある意味では正しい。

まあ単に気に入らないだけかもしれんが。

 

 

次回への引きも完璧。『やる気』になったアバッキオの見せ方がベネ。