照屋のこれはもはや読者の好感度ポイントとリンクしている【ワートリ 225】

照屋のこれはもはや読者の好感度ポイントとリンクしている【ワートリ 225】

作中では巻き返すという意味でポイントをゲットした照屋ちゃんだけど、

読者視点だと好感度ポイントが上がってるんだよね。

良い表情! 初期の”支えたい女”とはまた違った魅力が出てますね!

 

ワールドトリガー 225話「遠征選抜試験㉕」

水上の告白はどうでもいいんだけど、というか気付いても気付かないフリをする面子が揃っている時点で、告白以外にバレることは無いと思うのだけれども、樫尾があっさり状況を飲み込んでいたのはちょっと意外。照屋と樫尾は同じポジションにいたと思うので尚の事。

 

樫尾のモノローグが無かったのでわからないけど、時間の余裕がないので後回しにした、という可能性もありますね。

ここで言う”じっくり”はドSと見て良いでしょう。

 

物語のクライマックス

225話のクライマックスはここです。

照屋の反応、その後の挙動はオチなんだよね。その前が高まるところなので、このシーンになります。

で、作者も上手いことページをまたぐ形で見せてますよね。隠れたファインプレーだと思います。

もちろん、この次のページが「『頼む』……って言ってください」です。

 

まとめ

めんどくさい女、照屋文香。

実際「支えがいがある」と言っていた頃と少し印象が変わりますよね。

ただチームとしては、やや間違った行動を取ったことは確か。巻き返したことを評価する審査基準は良かったものの、時間を節約しないといけない状況であることを彼女は理解していないように見えた。

信用できないから怒っているという感情であればまだ良かったものの、”チームの意思決定から自分が省かれていたのが気に入らない“というのが取り乱した理由であるのならば、失点もやむなしといったところでしょう。

 

-2からの加点1が、リアルな流れかなーと思いますね。

この加点ラッシュは正直甘い。好感度という意味であれば10点ぐらい上げたいところですが。

「信頼」のページはほんとうに良い表情だった。それだけでも読む価値がある。

 

 

集英社/ジャンプSQ.2022年12号