ビッグコミックで始まった「JUMBO MAX」の展開を予想してみた
ビッグコミック9号(2020年)よりスタート。
第1話の時点で話の方向性が定まり過ぎている気がしたので、ちょっとだけ突っ込んでみた。
序盤で強引さが見えると、そこがキャラクターの限界値になることが多くて、そうするともうこれ以外無理! ってパターン化しちゃうよね。この主人公は自滅タイプ。
「JUMBO MAX(ジャンボマックス)」とは
53歳の冴えないおっさんが、なぜか(ここがポイント)美人と結婚しているが、男性機能が使えなくて夜の営みができない……が、ある日(あやしい)薬でチャンス到来、みたいなお話。
作者は高橋ツトム。
あからさま過ぎた第1話の見せ方
単行本一冊で完結するんじゃないのって感じのわかりやすさ。
特にわかりやすいのが主人公のコンプレックス。周囲からどう観られているのか自覚しつつ、他人の言葉にも傷つきやすい。美人の妻に対しても、なぜ自分なんかと婚約したのかと不安でしょうがない。
そこへ登場する怪しいメガネの男(同世代?)。これが主人公の転換期となる。
メガネはバイアグラのようなバイアグラ以上の薬をタダで主人公に勧めるんだけど、これがめちゃくちゃあからさま。はたから見ると少年にクスリを売っているギャングのようにすら見える。第1話の時点では主人公はその怪しい薬を使ってはいないんだけど、おそらく使用し、その後、とんでもないパワー(性的な意味で)を発揮するはず。
この薬があれば妻を抱ける。
この漫画の主人公だったらそう思うんじゃないかな。しかし薬は数に限りがあり、無くなったらまた欲しくなるはず。その頃にはお金を要求される。破滅寸前まで追い込まれる。
感想というか主人公の弱さというか
他人に見た目をバカにされるような描写があるんだけど、これって主人公のコンプレックスを見せる為だと思うんだよね。
主人公は顔もそうなんだけど、体型も太ってて、自他共に認めるほどのブ男。そういったコンプレックスもしょうがない。
しかし顔はともかく体型に関しては努力で改善できる。それをしないところに主人公の弱さが見える。悩むんだけど自分では決して動かない。けれど降って湧いたようなチャンスにはすがる。薬→勃起→テンションマックス→薬が無いと勃たない。こういった流れになるんじゃないかな。
あとメンタルも弱いので妻の行動も疑う。不倫していると勘違いして問題が起きる、みたいな。まあ妻の人にもなにか問題があるかもですが。まあ男と会っていたとしても相談事とか、そんなオチだとは思うんだけどね。
予想のまとめ
・妻の浮気を疑う
・なにかとメガネの男につきまとわれる
・薬でパワーを発揮(性的な意味で
・主人公がメガネの男につきまとう
・あの薬が無いと妻を抱けないとお金で薬を買おうとする
・随所にコンプレックスを発揮。
大穴予想
・薬を使って別の女を抱く
・それが原因で妻とえらいこっちゃになる
大穴ルートは主人公が調子に乗りそうですね。
小学館・ビッグコミック2020年9号
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