揃う柱とお館様｜鬼滅の刃 #22

声については言及なし。ナレーションを省いてるのがいいよね、鬼滅は。物語というのはナレーション無しで進めるのが基本だと思う。ジョジョだってナレーションは徐々に減っていくもんね。

初見には優しくない部分もあるとは思うが、それでもこれでいい。

半年に一度の会合

裁判がどうとか言うから炭治郎と禰豆子を裁く為に集まってるのかと思いきや、半年に一度は集まっているらしい。お館様の発言からして柱が殺されるケースも少なくはないようだ。

炭治郎にとって分が悪そうだが、冨岡がいるだけでも割りと心強い。言うてほとんど喋らんけどね、この人。

ぼっち柱だしなぁ。

距離的には蛇柱と大差ない気はするが。

そしてギャグ担当の乳柱さん。もとい恋柱さん。『恋』ってなんか浮いてるよね。水とか蛇ってそういう動きを連想できるけど、恋ってなんだ？　みたいな。

隊服は丈夫で防御力が飛躍的にアップするという設定があるにも関わらず急所である胸をさらけ出す。やる気はマンマンですね。

冨岡が彼女を支えるシーンが原作であったんだけどアニメだとなぜかカットされてたね。残念。

よく見りゃこいつも胸元開いてんな。見た目同様に短気なようだ。

炭治郎に「知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋り出したぞ」と言われるのもわかる。おまいう感もあるがな。まあ一番誤解されてんのは冨岡だけどな。

弱いものイジメしてんじゃねーよ。そこに知性があれば人も鬼も変わんねーんだよ。鬼より酷いことしてる人間なんて腐るほどいるしな。まあ鬼殺隊としては正しい行動ではあるんだろうけど。

物語としてはテンポがちょいと遅い気がした。新キャラ登場回なのでアニメ的にはこれが正しい気もするが、しかし引きもそんなに良くなかった。お館様の考えが変わらない限り、禰豆子が殺されるってことは無いように見えるわけで、ということはつまり気になるポイントではないのである。裁判自体今回で終わっても良かった。

（C）吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable