レビュー|彼方のアストラ #6
- 2019.08.07
- 彼方のアストラ
一匹狼きどり、カッコつけ野郎。いろいろ言われる度に絆が深まる。
ここまででは今回が一番面白い。引きもいい。ただ作画はちょっと乱れ気味。
第6話 SECRET
さらしとかまかないのん? ってちょっと思った。
愛されない理由としてあってはいるがこの時点だと確信は持てないか。帰れば証明できますってのが怪しいっちゃ怪しい。
しかしながら養子、親に愛されていない等の共通点はあるので、信ぴょう性はあると思う。まあ一番重要なのはルカへの信頼なんだけどね。
アイ・イェー!
「お前が持ってろ」→「頼むぜウルガー」
銃をウルガーに持たせるってのが凄いし、ウルガーが欲しい言葉をかけるのも凄い。
そしてウルガーの「アイ・イェー」
完璧じゃね、この流れ。しかも音楽まで上手く合わせてるし。ちょっと感動するやん。
まとめ
ウルガーが馴染んだという、それでみんなの絆が深まった。まとめるとそれだけなのだが。殺そうとしたという事実がありながら、この結末に落ち着くのは凄いと思う。器でけーな。でも「みんな仲良しです」は違うと思うぞ。刺客はそのみんなの中にいる。
そしてルカの行動や戸惑い、焦りなどにも注目したい。ルカというキャラクターは器用ではあるし、人懐っこい部分もあるし、コミュニケーション能力も高い。けど計算高いキャラのようにも見えた。ウルガーの手を意図的に離しそうな緊張感もあった。しかしそうではなかった。ウルガー以上に熱かった。
あまつさえ自分の個性を武器にウルガーをいじめる始末。
ちなみにこの時はウルガーと相撲を取ろうとした後。からかい上手のルカですわこれは。
これ普通に見ると絵が上手い→下手なんだけど。忘れてはいけない、彼女には映像記憶能力がある。
まあ字でさえイメージ通りにかけないし、記憶力と器用さは違うか。
ともかくシャルスが同じクラスにいなかったということは事実。良い引きだねぇ。まあこのパターン前回も使ったけどな。
(C)篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会
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ルカは単行本の四コマみると更に笑える弄りをしてますよね。あんなシリアスな事をしておいて。
ルカが手を離さなかった熱さは直前に命を狙われている事にありますよね。あれで離さないというのが熱い。またキャラと解離していた行動でないのもいい。キャラとかけ離れた行動して感動シーンの場合は、感動させてやろうって感じで逆効果だったり。
まあ現時点でかなり協力して生き抜いたのでどのキャラも手を離さなくてもおかしくないですが。
シャルスがクラスにいなかったという発言もアニエスを信頼出来るかどうかにかかってますが。
まあアニエスの話が嘘だった場合、シャルスを陥れようとした事になるんで信用してるだけで考えられないですが。
シャルスの話が嘘だった場合は、疑われるのが怖かっただけで済むので信頼あっても。
まあ語られる内容が本当かどうかも分からないですが(そんなことを言い出したら全員の話がそうとか言わない)
4コマのシーンがあった方が過程があって面白いこともあるんだけど、テンポ良く話を進める為に作者があえて端折ってる感じもしますね。
で、今回の話だとルカだけじゃなくウルガーも4コマでの影響力が高い気がしました。4コマの方が優しい多い気がするし。フニへの対応とか特にそう思う。
>キャラとかけ離れた行動して感動シーンの場合は、感動させてやろうって感じで逆効果だったり。
読者の予想を無理に裏切ろうとする漫画によくあるパターン。アストラはキャラが自然体なのでそういう作品は見返しても、読み返しても面白い。
>アニエスの話が嘘だった場合
シャルスの方が信じられにくい空気。アリエスが二重人格とか、それぐらいの展開じゃないと厳しいんじゃないかな。記憶能力自体は本物に見えるわけだし。