賭ケグルイ×× 第10話「理の女」感想

賭ケグルイ×× 第10話「理の女」感想

『面白い』は、『頭がいい』よりも『性格がいい』よりも遥かに好きに近い良い言葉だ。良い言葉なくならない。

よく出来たアニメより、面白いアニメのほうが断然いい。それと似たようなものだ。

 

 

塔は「2つあったッ!

気付くだろってツッコミは禁止な。

でもこれカラクリがどうってより、それより何より高度な頭脳戦が前提になっているのがポイントだと思う。例えば眼帯女が相手だったとしたら、そもそもこういった形では決着付いていなかった気がする。

ある意味、これは会長が清華へ向けたギャンブルだったのかもしれない。彼女向けのゲームというか、これはこれである種の恋愛頭脳戦だったのかもしれない。勝っても負けても、清華との仲は縮まるのだ。ローリスクハイリターンどころか、ノーリスクハイリターンだ。

 

(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ××」製作委員会

 

偽物です。

 

(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ××」製作委員会

 

気付いたメガネ。

清華は直感力=合理的、論理的という個性がある。そうこれは個性なのである。そこが狂気なのである。

一般的な作品だと理は個性ではないとする働きがあって、そこで負けさせられるんだけど、この作品の場合はちょいと違う。清華も変態さんなのである。

 

まとめ

黒髪ってアニメだと逆に映えるよなぁ。感覚的に見ても清華は逆に目立つと思う。

表情と心の弱さと芯の強さも良い感じ。会長に捨てられると思ってる時の表情、落ちる間際に取り乱さないところなど、純粋さが目立つ。

逆に言うとギャンブルいらないんだよな、このエピソード(苦笑)。御大層な塔を侮辱する気はないんだけど、こういうバカは大好きなんだけど、でも百合のための道具としてギャンブルがあったような、そんな気もするエピソードだった。お嬢様学校でもやっていけそうなふたりである。絶対スールになってるよね。

 

 

勝敗の前に笑っちゃダメだよな。