ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第12話「ボスからの第二指令」感想

おかしい。イルーゾォとマン・イン・ザ・ミラーがカッコ良すぎるのがおかしい。原作より絶対かっけーからな、これ。

遺跡へ

アバッキオ、フーゴ、ジョルノの3人って今思えばどういう人選だ。少なくともアバッキオとジョルノの仲の悪さは分かりきっているだろうに。能力優先の結果かね。まあ任務で手を抜く人間はいないわけだから、そういう意味じゃ性格の合う合わないは重要ではないのかもしれない。彼らの任務に対する考え方って軍人みたいだよね。己の命より任務が最優先事項。再優先事項よ。

ポンペイの遺跡は誰かが突っ込んでましたが、実物とかなり似ているそうですね。そんなところでスタンドバトルとは。

パープルヘイズ！

© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

カッコいいけど能力的に活躍し辛いのだろうってタイプのスタンド。いろんな意味で。『マン・イン・ザ・ミラー』が敵で良かったってレベル。ウイルスは許可されない限り中へは入れないからね。

というメタ発言は、くどいと嫌われるって？

いやでもこれパープルヘイズの為の敵って感じしない？

アニオリ回想

車でのシーンもそうなんだが、アニオリシーンが非常によく出来ている。『恥知らずのパープルヘイズ』の回想とはちと違うのだが、どちらも良いので問題はない（片方を選ぶ必要はない

© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

重い本ってことで、振り下ろして殴ったイメージだった。まあ最終的にはそうなるんだけどね。

どうでもいいけど『The Book』って小説もあったね。あれも良い小説だった。

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回想のブチャラティは鉄板。

好感度が年中無休でMAX。

汗舐めるシーンは黒歴史。でも嘘分かる特技ってことはジョルノに出会う前から相当舐めてるってことだよな。じゃなきゃあ特技とは言えんよな。

まとめ

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鏡の裏まで念入りにチェックしているシーン、これもう知らん人が見たら何の絵か絶対わからんよな。

今回も良い回だった。が、回想が長かったのか、アニオリの影響なのか、気がついたら終わってた。もうちょっと続くと思ったんだけどな（謎

フーゴ回の空気が強いんだけど、アバッキオのモノローグでのジョルノに対する感情、考えであったり、意見対立時のやり取りなど、見どころはいろいろあったと思う。15歳のジョルノがアバッキオにあれだけ言われて怯まないってのは凄いよね。もっとも相手の能力によっては全滅してしまう可能性がある以上、思想的にはお互いの意見にそれほどの違いはない。任務失敗は許されない。その点に関してはお互いの意思は一致している。

パープルヘイズが涎を気にするシーンは可愛いっちゃ可愛いよね。だがどう猛。焦るアバッキオ、落ちたカラスの流れはホラーっぽい。イルーゾォも驚くレベル。生物は許可しない限り『鏡の世界』へは来れないので、さぞビビったことだろう。

ところでこの『鏡の世界』というワード、花京院がよく引き合いに出されるが、鏡はただの入り口であり出口。『鏡の世界』というのは比喩のようなもので『マン・イン・ザ・ミラー』の能力は実際はHUNTER×HUNTERの『4次元マンション （ハイド アンド シーク』のような能力なのである（多分

まあつまりこの能力は強すぎるってことなんだけどね。ボスにも勝てそう。実は暗殺向きの能力だし。