ゾンビランドサガ 第12話「グッドモーニング アゲイン SAGA」感想
- 2018.12.21
- ゾンビランドサガ
たえちゃんに意識が向きすぎた最終回。さくらの髪をしゃぶしゃぶしているたえちゃんを見てると感動する。いろいろあった。
幸太郎はんがさくらに特別優しかった布石も回収してくれて良かったです。良い最終回であり、次回を期待させる内容でもある。
腐れ縁
ゾンビだけに。
記憶喪失というか戻ったというか、そのさくらの為にみなが奮闘。気遣いと不安を混ぜ込みつつ、フランシュシュにとってどういった存在だったのか、伝えていく。
ノリに流されないさくらが個人的には好きだったんだけど、ゆうぎり姐さんのビンタで流れは変わった。気がする。いやゆうぎりのビンタがちゃんとしたビンタってのが驚きよな。熱いビンタで、さくらの頬もくっきりですわ。
©ゾンビランドサガ製作委員会
そしてドーン!
念能力を覚えたばかりの人みたい。まあコンクリじゃなくて鏡なんだけどね、これは。サキらしいというか、リーダーらしいというか。いややっぱりサキらしいな。
幸太郎とさくら
ビフォーアフター。
©ゾンビランドサガ製作委員会
同級生でした。
普段の態度というか、さくらに対しての会話シーンを見返すと感動しそう。アイドルで佐賀を救うというより、さくらの為のアイドル。
テンションの浮き沈みも元クラスメイトであることを悟られないためだったのかもしれない。
ヨミガエレ
すごいなこの構成。
何度でも何度でも蘇る。肉体だけじゃなく心のあり方がゾンビ。歌い方と曲も同調していて、鳥肌もののシーンだった。
©ゾンビランドサガ製作委員会
でもCGは作り直して欲しい。
曲線が難しいのか、振り付けではなく表情、あと肉体の柔らかさが足りない。胸は大きくなればなるほど描くのが難しくなるので注意な。
たえちゃんメンタル
ここからは趣味。
意外とメンタルが弱い。空気を読んでるとも言える気がするが。
とはいえフラストレーションがたまって涙ではなく涎ダラダラなのだから本能も強いゾンビっ子である。
振り付けの回想がちょっと泣ける。というか回想があってのたえの行動って思うと泣ける。
この流れの後でさくらの髪をしゃぶってる姿を見ると感無量。
まとめ
©ゾンビランドサガ製作委員会
今年最後のクールに凄いの来たね。1、2話はあんまり好きじゃなくて5話ぐらいから凄く良かったんだけど、最終話見ると1話が良く見えるんだよね。これってキャラクターの個性が一貫しているのが理由で、だから話もブレ無いんだよね。彼女たちが成し遂げると感動するのは必然。
その上で最終話良かった。
ゆうぎりとたえの過去が残っているのは気になるけど、区切りの良い形で終わってくれてすっきりした。11話の時点ではこれまとめられるの? って少し不安だったけど杞憂だった。
©ゾンビランドサガ製作委員会
Cパート。
気付いちゃったエンド。現実世界で言うとリリィなんて家なき子時代の安達祐実みたいなものだし、バレない方が不思議よな。というか続編フラグっぽい気もするというか。2期じゃなくとも追加で2、3話ぐらいはありそう。
-
前の記事
ゾンビランドサガ 第9話「一度は付きたこの命……」感想 2018.12.20
-
次の記事
小説『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-(上遠野浩平)』レビュー 2018.12.22
幸太郎の「じゃろがーい」が無理してる感があるのも含めて、全てがちゃんと繋がってるからこその感動。
1つ1つのエピソードでも1度死んだ事による後悔から滲み出る説得力から出る感動がありましたが、集大成だけあって別格。
今までの感動も合わせた感動がある。
本当に良い作品です。
見返しても面白い作りになってるのが良いですね。無理に話を作ってない感じ。キャラクターがいて、その上で成り立ってる。1人のキャラクターに焦点を合わせて見返すのも面白いかと思います。