【ジョジョの奇妙な冒険】スタープラチナにボンベが無い理由とか

【ジョジョの奇妙な冒険】スタープラチナにボンベが無い理由とか

ボンベがねえのに時止めてんじゃねえか、というツッコミを見かけたので。

『ザ・ワールド』と『スタープラチナ』の時止め、その違いについて少し触れてみようか。

 

ボンベとはなんぞや?

時を止めるのにボンベが必要なことはコーラを飲んだらゲップが出るのと同じぐらい当然のことだけど、念のためおさらい。

最初に時を止めたのはご存知DIO様の世界(ザ・ワールド)。

 

3部の宿敵。というかジョースター家の宿敵。

ちなみに1部はディオ、3部はDIOと表記されとります(あんまり関係ないけど7部はDio)

で、その世界(ザ・ワールド)が時を止めるのに必要なものが背中にあるボンベです。

 

ボンベの中のなにか(酸素?)を消費して時間を止めているわけだ。

承太郎がたとえ話で「水面で呼吸しようとした瞬間! グイイッ ……とさらに足をつかまれて水中にひきずり込まれる気分に似てる」と言っていたが、作者が意図的に言わせていたんだろう。

もっともボンベといっても、突き詰めれば精神エネルギーなんじゃあないかな。成長すれば酸素量が増えて長く止められる(多分

 

スタープラチナにはボンベがない理由

設定ミスだろうかいいやそうじゃない(反語法

スタープラチナは時を止めていない。「スタープラチナ・ザ・ワールド」はそもそも時を止める能力ではない

時を越える能力である。

超スピードで動いた結果、周囲が止まって見えるという原理。効果的には009の加速装置、DCのフラッシュなどに近い。

 

ちなみにこの原理を承太郎が理解しているのかどうかはわからない。ザ・ワールドと同じ原理で止まっていると思っている可能性もある。

というか設定ミスじゃないとは言ったものの、後付けの可能性もある。スタプラが時を止めた際にDIOには意識があった。超スピードの原理だればDIOには止まっているという感覚すら生まれなかったはずだ。

 

 

(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会