先がまったく読めなかった ハイキュー!! #369
- 2019.10.12
- 週刊少年ジャンプ
決勝とかを描くのかなーと思ってたけど全然違いましたね。
引きもまったくの予想外。
数年後て、何年後さ。1年後で数年後とは書かないよね。てことは日向達も卒業している?
アザラシ
アザラシ月島。
この台詞の後で回想が入る。その回想が終わりの空気感。『成長する』ではなく『成長した』という見せ方なんだよね。
技術的にはもちろん成長するんだけど、向き合い方は完成された。一生懸命向き合うようになったということがアザラシなのである。
影山アザラシ。
「でもお前からそれを聞けただけでここに来た意味がある」
影山も回想が出てくる。過去の、技術だけの王様の回想が。
今後も大丈夫だという成長の結果。このチームで負けて悔しいと思えるということが重要なんだよね。
先生
こちも回想が。
いや先生の功績はもちろん凄い。時間の確保もそうだけど、多方面へ頭を下げては練習試合を組み、そしてそもそも烏養を引き入れたのも先生だ。
それは分かるのだが、全てキーとなるやり取りに回想がある。
この時点でん? ってなるよね。何か妙だっていう。一瞬最終回へ向かってるのって思ったぐらい。
そして卒業
3年が最後だったのは分かるけど、残りの試合を全く描かないとは思わなかった。
日向の苦悩を描く可能性、負けた後も試合を眺めるメンバー達など、いろいろな予想があったけど、どれも無かった。
まさか話がここまで飛ぶとはね。
まとめ
タイトルは『飯と筋肉』
いやー怒涛の変化というか。
キャラクターがこれだけ多い作品ってダラダラしがちなんだけど、『七つの大罪』みたいになりがちなんだけど、まったく関係なく、むしろスラムダンクに近いような勢いだった。
で、この回の何が凄いってチームとしては完成されてることなんだよね。
最初、旭と西谷のやり取りで始まるんだけど、そこに気遣いがまったくない。だから励ましもしない。信頼がある。西谷が取れなかったらしょうがないって感じの台詞はチームとして完成されているし完結されている。むしろ良いところにボールは飛んで、それで負けたといった感じだ。
そしてその後の月島と影山の変化、成長。1話で全部おさめちゃったね。
田中は清子さんの荷物持つし。3年生同士での会話はあるし。描きたいことたくさんあるだろうに1話でまとめるとかどんな能力だ。
で、数年後と。
明確にしてないのが気になる。
ブラジルで活躍する日向を描くのか、それともこれからも俺はバレーを続けるみたいな形で締めるのか。
集英社/週刊少年ジャンプ2019年46号
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