本音を言え!|彼方のアストラ #11

本音を言え!|彼方のアストラ #11

「勝手に価値を決めつけるな」ってこの作品だったか。

時たま言いたくなる台詞よね。現実世界でも。まあそういう交友関係を気付いている側にも問題はあるんだけどさ。

 

オープニング

セーラ追加。

他にも悪人が悪人面になっていたり。こういう細かな変化好き。

 

右腕の加圧。

愚地独歩も似たようなことやってたよね。つまり素晴らしい判断。

 

エンディング

いろんなカットがあったけどこれが一番感動する。

どうしてもカナタの右上に注目しちゃうね。

歌詞がアストラ用なのが今更ながらすごいと思った。

 

まとめ

アストラは話がフェアに進んでいく。普通の作品だったらシャルスは悪人のまま終わっていただろうし、犯人もそもそもシャルスではなかったかもしれない。アリエスやザックのようなあり得ないキャラクターを無理やり犯人に仕立てていただろう。それでミスリードが上手く行ったと勘違いする作家もいるだろう。

まあこのフェアさが粗探し勢の標的にされる理由でもあるんだけどね。シャルスは仲間であり、本音を言い続けていたということが重要なのよ?

アニオリの『手つなぎ』、反重力シューズが直った演出(これは原作にもあったがアニメの方が強調されていた)など、布石回収もより上手かった気がする。尺がないせいで削られたシーンは多いけど、アニメ単体でも普通に見ることはできたんじゃないかな。長旅のいち部分を切り取って見せてるのは原作も同じだし、違和感もそんなにはないでしょ。

 

 

(C)篠原健太/集英社・彼方のアストラ製作委員会