ざっくり漫画感想「好きな子がめがねを忘れた、マージナル・オペレーション、賭ケグルイ」

賭ケグルイは8、9、10巻の感想。

復活の豆生田、アイドルvsハリウッド女優が面白かったですね。

好きな子がめがねを忘れた

藤近小梅 (著)／スクウェア・エニックス／好きな子がめがねを忘れた（1）

ツイッターで話題になっていたらしい。ガンガンJOKERとか単行本でもどうぞ。

からかい上手の高木さんにちょいと似ているのだが、ヒロインの方がただの天然という点で違う。

メガネを外すのがデフォルトみたいなところがあって、そこは悪行だが、ここまでリアリティがないと返って褒めたくなる。いやメガネを忘れるとかマジで無いからな？

主人公の個性が社会では認められなかったけど、特殊な状況では認められるやつ。ノリが少し異世界系に近いが、より近いのはBLACK LAGOONだろう。

えっちぃシーンがけっこーあるのだが、主人公の性欲がおかしいぐらい弱い。ラノベの主人公かってぐらいおかしい。そこに発散できる女が、そして誘ってもらうこともあるというのに、気合と根性（？）でそれを回避し続ける。そこが無ければ普通に面白い漫画だと思う。

最近の話（アフターヌーン1月号）だとジブリールがかなり攻めてる。ちなみに一晩に2人目というシチュエーションだった。なのに応えない。勇気を振り絞った女性を振るとか、男としてどうなんだ。しかし思ったより育ってんな、ジブリール。

豆生田と皇のラブコメ力はけっこー強い。我が身を切って惚れた男を信じるという展開も熱くてグッド。

ユメミの方はもっと感動した。指を折り、それを認められ、敗北を認め、けれど勝利を求めた。その過程と結果が素晴らしかった。漫画で読むと意外と感動するんよね。マネージャーの百合がけっこー強くてそこも良かった。こいつはこいつで強い。

割と百合が多いよね。あと夢子の切れ顔。ギャンブルに関してはほんと沸点が低い。0フレで切れることあるもんな。

賭ケグルイ 10巻は終盤が良かった。キリの良いところで終わったのもベネ。