新たなる任務|鬼滅の刃 #26(終)
- 2019.09.29
- 鬼滅の刃
『表』か『裏』か、見てるこっちまでドキドキした。でも多分カナヲのなかで答えはすでに出ていたと思うんだ。
鬼の方はなかなかのパワハラ回。過去最高の圧力。鬼も大変だ。
何も違わない
下弦は上弦に比べると相当に弱いそうで、というかジャンプなのでこの辺はよくあるパターンといったところか。ともかく弱いと大変そうだ。代わりなんていくらでもいるからね。
しかし下弦も口答えしているように見えなくも無いんだよね。例えば「猶予」を訊かれているくだりとか、問いに対しては答えてないじゃない。だから無惨さまもイラッとするわけよ。保身から生まれた言葉はマフィアのボスが手下を殺す時の前フリと同じよ。
ナチュラルに狂ってるのが正解。
長男のコミュ力
トゥンクの呼吸その1。
アオイちゃんはアニメの方が可愛かったね。胸も意外とあった。
トゥンクの呼吸その2。
前回の回想が上手く機能している。このへん上手いね、鬼滅のスタッフは。
コインを投げて、落ちるまでの緊張感も描くのが凄く上手かった。感覚的には視聴者が緊張する→カナヲが緊張する→表といった感じで共感しやすい空気の作り込みが丁寧。
カナヲの焦り=心で動きたいと思う意思だったように思う。必要なのはきっかけだけだった。
新たなる任務
まさかの富岡。
富岡で始まったのでここでの登場はじぃんと来るね。この辺も良いアニオリだったと思う。
出発までの過程が良かったがしかし、それはそれとして君ら目立ち過ぎじゃね?
汽車のなかには煉獄さん、そして上には下弦の壱。そんな感じで1期は終了。
まとめ
最後の最後で気合の入った作画。迷路みたいな部屋の時点でもすごいのだが、カメラワークとそれによりキャラクターの動くもすごかった。わざわざ後方から映し、回り込むように正面へ。たったそれだけの動きに何枚描いたのか。昔のアニメかよ。下弦が逃げるときの動きも良かったね。そこに力入れるとは。
でも印象的だったのはやはり炭治郎とカナヲのくだりかな。原作でもけっこー好きだったシーン。尺を長めに使っていたけど、そのかいは充分にあったと思う。
このコミュニケーション能力よ。
まあ人の話を聞いていないことから察するにコミュ障でもあるとは思うが。ある意味、空気の読めない長男である。感情は読めるのになー。
映画は気になるけど、内容知ってるし、とりま保留かな。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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作品によって人の話を聞かずにガンガン行くけど結果仲良くなってるタイプのコミュニケーション取れてるタイプと、ちゃんと聞いて論理的にコミュニケーション取るタイプがいますよね。
今のジャンプでハイキューの日向とかルフィとか炭治郎は前者、後者は意外とコガラシとか虎杖とか。ゴンは場合によって両方使い分けるハイブリッドタイプ。前者のゴリ押しタイプはコミュニケーション取れてる結果からすると凄いし、そうなる奴がいるのも分かるけどコミュニケーション能力高いと言われると考えたくなります。拗れるときは滅茶苦茶拗れますし。
ちょっと昔の作品だと一護、黒子みたいに後者もそれなりに多かったですが、今は結構少ない
どっちでもなくコミュニケーション能力低い主人公もいますが、結構主人公にするの勇気と度胸必要ですよね。
炭治郎は他者に対して良くも悪くもまっすぐですね。ハマれば噛み合うけど、そうでないと反発されちゃう感じかな。
ゴンの場合は好奇心に負けると善悪関係なくなっちゃうのが特徴でしょうかね。よく言えばゴンも素直ではあると思うけど。
空気を読むという意味ではどちらも割とすんなりぶち壊すような、そんな危うさがあります。天然タイプ。ツッコミが必要。