ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 #2「ブチャラティが来る」感想
- 2019.01.01
- ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
ギャングスターに憧れた少年は現在、ギャングに頬を舐められてます。今回もアニオリがあったけど、良い回想でしたね。こういうのであればいいんだよ。というかジャンプ系漫画のアニオリとしては過去最高じゃねって感じ。引き伸ばしの為のオリ展開じゃないってのがポイント。
ジョルノ・ジョバァーナはギャングスターに憧れている
そういうタイトルの小説とかありそう。最近の小説ってタイトル長いよねー、ラノベとか特に。
恩を返すを本気で行うということは、実はとてもとても難しいことだ。人は誰かの為にと言うが、大抵は途中で「やるだけやった」と言って去っていくものである。って雀鬼が言ってた。
それを踏まえるとジョルノを陰ながら『見ていた』ギャングはすばらしい人格者と言えるだろう。ギャングだけど。
アニオリもあったけど世界観を壊してない。悪くないですよ。まあ特別よくもなかったけど。
細かいところまで追求して見せやすくする行為が必ずしも正しいとは限らない(=ちょっと長かった気がする
© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会ジョジョ
かわいいような、怖いような。
声聞くと子供って感じなんだけど、絵だけ見るとヤベー奴に見えなくもない。
ブチャラティが来てる
先週からいました。原作通り、タイトル通りでも良かったかもしれんね。まあスタッフ的には前回の引きがベストだと判断したのかもしれないが。
この時点だと能力的にはブチャラティの方が強かったんじゃないかなーと個人的には思ってる。それでも『逃げ』を選択したのは、その方が確実だと判断したからだろう。
逃げるという選択肢は強いということは4部でも言われてたよね。まあ逃げられないって前振りなんだけどね。
男とハエのバトルが妙に気合入ってた気がする(作画的な意味で
ハエ叩いてあのダメージってこの能力の方がつえーんじゃねーの。ボス相手でも通用しそうな能力。
ちなみにゴールド・エクスペリエンスはアメリカだと『Golden wind』になってるそうです。著作権ってつおい。
© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
スタッフはこのシーン好きなん? 2話連続なんだが?
まとめ
© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
みなぎってきた。
ブチャラティとのバトルが良かったですね。細かいところまで気を使って作られていた。スティッキー・フィンガーズでのジッパー表現が良かったナリ。
ジョルノの『ゴールド・エクスペリエンス』の能力、感覚が暴走してスローになるっていうのも緊張感のある見せ方だった。まさにドドドドドって感じ。
ポージングとか違和感無いんだけど、ジョジョに馴染み無い人には目につくらしいね。最近知った。習慣ってこえーわ。
アニオリパートをどう見るかって部分もあって、全体的に原作より意図的に見やすくしていると感じた。ハエが歯であることに気づいたブチャラティの反応は良かったと思う。
が、ジョルノが助けたギャング(回想)の部分は多くは語らないって感じの方が良かった思う。この辺は好みの問題かねぇ。
ただ見辛い部分をわかりやすくすることと、あえて描いていない部分を補完することはちょいと違うんだよな。
ジョジョの原作は分かりづらい部分であっても読者が推理して判断できたり脳内で補完できるように作られているから、無い部分をわざわざ見せる必要は無い。
変えるとしたらほんとどうでもいいところですよ。カエルがカバンになるシーンを追加――とかね。
原作でジョルノがギャングスターになるって言っていた頃、近所にギャングスターがありました。いや、ゲームショップね? ソフトによっては高値買取のお店だったんだよなぁ。
-
前の記事
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第13話の感想 2018.12.31
-
次の記事
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 #3「塀の中のギャングに会え」感想 2019.01.01
コメントを書く