ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第7話「セックス・ピストルズ登場 その①」感想

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第7話「セックス・ピストルズ登場 その①」感想

『人』と言え。衣食住してんだよ、こっちは。って衣はないか、別に。改めて面白いスタンドだよね。食べるってことは排泄とかするんかね。それとも昔のアイドル方式?

 

拷問×ダンス

踊りながら拷問とか、そんなアニメ他にあるか――いいや無い(反語法

漫画であれ、映画であれ、小説であれ、見た(読んだ)ことねえよ、こんな展開。力の入れ具合もベネ。ジョジョアニメでいまのところ最高ですよ、こいつは。

ミスタの台詞、態度もベネ。拷問のときは気軽に話しかけるのがポイントね。これ業界で一番言わてるから。天気の話をするかのように平然とやれ。

 

© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/ 集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会の

仲良し。

ってのもあるけど、ぶっちゃけ切れる前振りです。こういうところがギャング。ほんわかした空気(緩和)は暴力的シーンの前兆である。

 

セックス・ピストルズ

ご存知ミンゴス。ってそんなわけなかった。おそらく伊藤健太郎

能力というよりピストルズ自体が面白い。それぞれに個性があって、スタンドが6体とも言えそうな気がする(バッド・カンパニー、ハーヴェストと違う

でもこれ漫画で読んでいた頃、銃がなかったら微妙じゃねって思った。後の展開で銃の影響で生まれたとも思ったが。

ホル・ホースの『皇帝(エンペラー)』と違って射程がイマイチだし、弾数にも制限がある。というか銃に依存しちゃう。しかし今回のようにミスタが見えていないところでも力を発揮できる。

 

まとめ

原作を壊さないどころか生かす作り。あまりの描き方に時間を忘れてしまった。あっという間の23分。

ダンス演出はちょっと動きに滑らかさがなかった気もするが、やりたいことは充分に伝わった。それでいい。そこがいい。

声だけサービスなアバッキオの態度もここまで来ると面白い。拷問よりアバッキオパンチで転がるズッケェロの生首がちょっとおもしろかった。ボールみたいに弾んだな。後ちょっと海に落ちそうだったんじゃあないのか。

サーレー戦は結構好きなので次回も楽しみにして待機したい。原作の消化ペースも悪くないので、決着のところで終わるんじゃないかな。ギャグシーンにも期待。

 

 

ギャグシーンといえばライターのシーンで「あしたでいいです?」が無かったことを今更思い出した。あの台詞は入れておいて欲しかった。