かぐや様は告らせたい 最終話「グッバイ秀知院!」

かぐや様は告らせたい 最終話「グッバイ秀知院!」

お可愛いこと(現実

いろいろあっての最終回。カラーもあったりと、終わりが見えてからの休載の多さは作者のしんどさだったのだろうことが伺える。

完結させてのんびりスピンオフでもやったほうが良かったのかな。兎にも角にもお疲れ様である。

 

卒業

四宮が笑ってるシーンが多かったですね。これを世界基準では成長と呼ぶ。

ただ能力基準で言うとそうでもなかったりしてね。才能も財産なんだけど、そう考えると両立して欲しかった気もする。

スタンフォード行く理由なんて会長とイチャイチャするぐらいしかないもんな。

 

だがしかし、こういうところはまるで成長していない。

連載が続いてたら大学生編とかあったかもしれん……いや、さすがにそれはないか。

むしろ卒業してもプロポーズできなかったってところから始めそう。

 

まとめ

意外と現実ではあんまり言ってない「お可愛いこと」が最後に炸裂。そこが見どころかなと思う反面、個人にスポットが当たらずに終わったことへの解放感の足らなさというか、物足りなさはある。

ここまでに各キャラにスポットは当たってたんだけど、そこまで消化された感覚がないのよ。

石上とミコとかがわかりやすい例で、『ステラの人』が石上だったことに読者は気付いて欲しかったんじゃないかな。

家族問題の長編よりもそういうところの方が需要があったんじゃないかと思う。それが面白いかどうかはさておき。

 

ヤングジャンプではめずらしく表紙いきましたね。普段はグラビアが多いのにね。

7年って思ったより短い。もっと長いと思ってた。というか後半長く感じたなぁ。

 

 

集英社/ヤングジャンプ49号