【ギンカとリューナ 3話】いろいろと慎ましいベレッタはきっといろいろと成長する

新キャラであり、キーになりそうなキャラクターが登場。

落ちこぼれと見せかけて成長性Aみたいなそんな感じがする。

魔術も胸も。

3話「都にて」

長身スレンダー。

魔術師的には衛宮士郎みたいな奴ではある（魔術師としては凛に劣るが機械面では士郎は優秀みたいな？

リューナは彼女のことを褒めるんだけど、その時のテレ顔がまたかわいいんよ。

かっこいいこと言ってるけど、飲み代に有り金全部使ってるからな、お前？

で、この後どうなるのかなーって思ったら、

見開きで終わりました。すげー、すげーよ、この漫画。

ちなみに今のところ全話見開きがあって、いい感じに少年漫画している。

後になかなか厄介な案件もあることがわかるなど、非常識だけど有能ってことがわかる。

何度も言ってるけどテンポがいいね、この漫画。『オレゴラッソ』ならここまでで全話使ってる。

このシーンね、最初嫌だなって思ったのよ。なんでかっていうと依頼したいことがあるから謝りに来たように見えるから。

だけどよくよく考えてみるとかなりめずらいしシーンだなって。

プライドの高いクソみたいな人種が素直に謝る構図自体少ないし、謝罪の前に「食事中すまない」って断りを入れてるんだよね。いろいろ端折ってスピーディーに進んでるのに、こういうシーンはカットしてない。多分心からの謝罪を意識的に作者が見せてるんじゃないかと思う。

依頼をする際にも「都合のいいことだが」って先に言ってるし、ほんとに申し訳ないと思ってる感じがした。心情の見せ方が総じて上手い。

どことなくワンピースをコビーを彷彿させる新キャラちゃん。

でもめずらしいよね、ちゃんとした女性キャラで貧……慎ましいお胸は。それこそワンピースなんて大体巨乳だし。

あとぱっと見は気付きにくいけどめちゃ背が高い。頭3つ分ぐらい違うからね、リューナとは。

普通に見ると性格も大人しそうで、いい子なんだけど、悪い奴に搾取されそうな感じもする。ただ貴族ってのがちょっと気になる。どういう世界観かはわからないが、貴族が個人で依頼を受けるというのも妙な話だと思う。自力で自立したいという意思は伺えるが、他にも事情がありそうだ。

しかし今回は依頼をダイジェストにした影響で、いわゆる戦闘での”駆け引き”が一切なかった。次回は敵やダンジョンに対するアプローチで面白いシーンがあるといいね。

集英社／週刊少年ジャンプ2022年43号